新年度になって引っ越しの多い季節になってきました。
引っ越した先では、住所変更に伴って車の住所(車検証の記載住所)も変更しましょう。
また、ナンバーもその地域のナンバーに変更が必要です。
その場合、まず必要なのは車庫証明です(軽自動車は車庫届がなくとも車検証の記載事項の変更が可能です。もっとも後で車庫届は出さなければなりませんが)。
車庫証明の書類がなければ移転登録手続きができません。
車庫証明を警察に申請する際に必要な書類に保管場所の使用承諾書があります。
保管場所使用承諾書は駐車場の大家さんや管理会社などに作成してもらうのですが、管理会社や不動産会社に3千円~5千円ほどの作成料を請求されることがあるらしいです…
駐車場を貸すという立場の人なら車庫証明は当然必要なものであることぐらいはご存じのはず、保管場所の使用承諾証明書なんて車庫を貸すと同時にセットにされていて当たり前の書類じゃないでしょうか、自分の店子さんが必要な書類なんですから。
何かと物入りな引っ越し、少しでも安く上げたいのに、自分が借りた駐車場を「借りました」って証明書にサイン貰うだけで5千円!とか高すぎるでしょう。
実は、保管場所使用承諾書はあなたの賃貸契約書のコピーで代用できる場合がほとんどです。
マンションや駐車場の賃貸契約書に「駐車場の場所」「契約期間」「駐車の区画」が記載してあるものなら、そのコピーを保管場所使用承諾証明書として使用できます。
不動産屋さんに慌てて駆け込む前に、行政書士にご自分の持っている賃貸契約書のコピーが保管場所使用承諾書として使用できるかどうかお尋ねになってください。
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